シェンゲン協定に関する Q & A

海外遠距離恋愛や短期留学・バックパッカーの方が気になる「ヨーロッパのシェンゲン協定国の滞在制限」について、ちょこっと気になったことなどをまとめてみました。

 

Q. シェンゲン協定とは?

協定に参加している国から国へは、出入国審査なし(パスポートに判子を押すことなく)で国境を自由に往来できます。

協定加盟国の間では、国境でパスポートや税関審査の必要がありません。ただし、空港のチェックイン時、空港での警察チェック時にはパスポートがほぼ必要です。長距離電車では、チケットの他にパスポートを求められることがあります。

 

Q. シェンゲン加盟国ではいつパスポートにハンコが押されるの?

シェンゲン国に最初に降り立った国(到着国)と最後に滞在した国(出発国)で判子が押されます。シェンゲン国間では本人確認のためにパスポートを「見せる」ことはあっても、審査や判子を押されることはありません。

 

Q. シェンゲン国では何日滞在可能なの?

最初にハンコが押された日(入国日)から、日本人(日本のパスポート所持者)はシェンゲン国へ「あらゆる180日の期間内で最大90日間」滞在が可能となります。シェンゲン加盟国から〜日本を180日間に何度も往復するとき、合計滞在日数が90日以内であれば気にする必要はありません。

最大90日間の滞在狙いの方やバックパッカーの方は、上記の計算フォームで滞在可能日数や出国日を把握しておいたほうがよいでしょう。

 

Q. シェンゲン国外に出れば日数がクリアされるって聞いたけれど?

その頃とは、規定が変わりました。
今はシェンゲン加盟国から出ても、その時点ではクリアされません。

 

Q.シェンゲン協定国が知りたい。

Austria (オーストリア)
Belgium (ベルギー)
Czech republic (チェコ)
Denmark (デンマーク)
Estonia (エストニア)
Finland (フィンランド)
France (フランス)
Germany (ドイツ)
Greece (ギリシャ)
Hungary (ハンガリー)
Iceland (アイスランド)
Italy (イタリア)
Latvia (ラトビア)
Liechtenstein (リヒテンシュタイン)
Lithuania (リトアニア)
Luxembourg (ルクセンブルグ)
Malta (マルタ)
Netherlands (オランダ)
Norway (ノルウェー)
Poland (ポーランド)
Portugal (ポルトガル)
Slovakia (スロバキア)
Slovenia (スロベニア)
Spain (スペイン)
Sweden (スウェーデン)
Switzerland (スイス)

 

Q.シェンゲン協定に参加していないEU加盟国とテリトリー

以下の国に行くときはパスポートに判子を押すことになります。「出国」扱いです。
免税品をもっている場合は出国空港で手続きしてください。

Bulgaria (ブルガリア)
Croatia (クロアチア)
Cyprus (キプロス)
French territories of French Guyana, Guadeloupe, Martinique, Reunion, Mayotte, Saint Barthelemy and Saint Martin(フランス領 ギアナ、グアドループ、マルティニーク、マヨット、サン・バルテルミー島、セント・マーチン島)
Ireland (アイルランド)
Romania (ルーマニア)
United Kingdom (イギリス)

 

おわりに

記載内容に変更や間違いがありましたら、ご連絡ください。

 

「シェンゲン協定に関する Q & A」への14件のフィードバック

  1. Triplanet様、
    大変役立ち分かりやすいサイトをありがとうございます。
    質問なのですが、私の現状で次の日数クリア日を調べていまして、複雑というか、大して複雑ではありませんが上記では判明しない点がございまして質問させていただきたく思います。
    関係しているのは上記の『2回目の旅行を最大90日間とりたい場合の計算』の項だと思います。
    たとえば2017/11/20に一旦入国し、翌日に日本に向けて出国、次に2018/02/10に再入国し、そこから約90日いる場合、最初の入国が1日で、最初の入国から最大90日間で出国する点は分かるのですが、制限のクリア日はいつになりますか?
    上記のフォームではマルチ入力が出来ず、最初の入国を入れると5月中ににクリアされる様ですが、最初の入国から数ヶ月シェンゲン外におり再入国して最大日数を満たすので、再入国日を入れるとクリアは8月となります。

    この日数クリア日は、最初の入国日を起算点とするのでしょうか?
    ちょっと分かりません。
    宜しくお願いします。

    sonic

    1. こんにちは。コメントありがとうございます。
      180日間の間で、という日本語に翻訳された文章から読み解くと、2回目の入国日から起算します。

      クリアされるのは
      2018/2/10に180を足した日付の2018/8/9になると思います。

      1度目の入国は1日だけとのことですのでトランジットか何かでほんの少し滞在されたと推測します。
      11月に1日だけ消化しているので、最大89日間の許容となるとおもうので、この1点だけご注意ください。

      いま海外にいまして、簡単な返答とさせていただきすみません。

      マルチフォームを作ろうと思ったのですが、どのようなケースを想定して作ればいいのか、はっきりしなかったため、作れずにいました。

      今回のような経由で数日だけ、ということもあると分かり参考になりました。コメントありがとうございました!

  2. コメント頂きましてありがとうございます。
    以前と違い、any of 180 daysというような感じになっているのでメインの滞在に計算を算入する感じなのですね!
    助かりました!!
    ありがとうございます(`・ω・)ゞ

    Sonic

  3. わかりやすい説明ありがとうございます。
    質問があります。
    例えば、10日分シェンゲン協定からはみ出した場合、つまり100日滞在したとき、10日アイルランド、イギリスなどシェンゲン協定に参加していない国に行けば、問題ないと思います。
    この10日なんですが、
    例えば、9/10-9/19アイルランドに旅行した場合、10日だと思うのですが、入出国日には、シェンゲン協定国にいるわけです。
    この場合、10日とカウントできるのか、8日とカウントされるか、どっちなのでしょうか。
    実際、出国審査はそこまで厳密ではない(数日の超過は見逃してくれる)というブログがちらほら見つかりますが、どのように計算されているのでしょうか。
    ご回答よろしくお願い致します。

    1. こんにちは、海外にいたためお返事が遅くなりました。
      ご質問によりますと、シェンゲン国内に90日間maxで滞在される予定と、シェンゲンの国に10日いらっしゃるということですね。

      その際にアムスやパリなどの大規模空港を使ってトランジットする、と読み解いたのですがあっていますでしょうか。

      まず、基本的な旅程を確認しますが、(A)
      1)日本ー2)シェンゲン協定トランジット国ー3)シェンゲン協定国が目的地であるなら、2)トランジット国で入国審査があります。パリやアムスでスタンプが押されることになります。帰国便も同じく。

      ですが、(B)
      1)日本ー2)シェンゲン協定トランジット国ー3)シェンゲン協定外の国が目的地であるなら、トランジットエリア内での待機となり、トランジット国では入国審査がありません。3)の目的地にて入国審査がありスタンプが押されることになります。

      さて、90日間をシェンゲンの中ですべて消化してしまったのであれば、帰りは(B)のルートで帰ってこれば、滞在国で入出国審査を行うためシェンゲン内のパリやアムスのトランジットエリアのみを経由し帰ってこれるはずです。(そのようなギリギリな旅程を組んだことないのであくまで想定となります。すみません)

      注意点は以下の3つかと思います。
      (1)シェンゲン国からアイルランドやイギリスに入る際に入国〜出国スタンプの日付が90日を超えていないこと。(確実にスタンプを押してもらうこと)

      (2)シェンゲン国を経由しても良いが、シェンゲン外の国から直接日本(シェンゲン外の国)へ出るチケットであること

      (3)トランジットの際にシェンゲン国で一時入国をしないこと。

      8日か10日か?のご質問は「9/10-9/19アイルランドに旅行した場合」なら10日いることは間違いないかと。空港内の日付の数え方は上を参照してください。AかBかによって変わります。

      出国審査は厳密か?と言うご質問ですが、確実にシェンゲン国の矢印のついた四角いスタンプの入国日は見ています。逆に言うとそれしか見ていません。

      あとは「審査官による」という感じです。あらー?1日多いなーと思っても、もう出国しちゃうわけなので「今度は気をつけてね」で済むかもしれません。日本人だからとりあえずOKということもあります。他の国の方が滞在理由などを詳しく聞かれていることもしばしば見かけます。

      審査官が若い場合や、新人である場合はきっちりと見られるので個室に連れていかれることもあるでしょう。そしてアムスのように審査が自動ゲートであれば確実に引っかかります。笑 自動ゲートに「日本人ひいき」は通用しません。

      連れていかれたらどうなるか?は経験がないのでわからないのですが、日本国やシェンゲン国が保有するなんらかのリストに載るのではないかと。「不法滞在が1回ー通常便で帰国済」という履歴情報が。

      わかりづらかったらまたご質問ください!

  4. Triplanet様
    サイトを拝見させて頂き、疑問に思っていることがあるため質問させてください。
    私は現在シェンゲンエリアに長期滞在しており2018年6月11日にVisaを取得しています。
    そしてそのビザが2019年1月19日までなのですが1月15日からイギリスに滞在することを検討しています。その後、ビザの期限をオーバーしてシェンゲンエリアに入国することは可能なのでしょうか?

    また長期滞在でのビザ取得した場合の
    短期滞在での日数制限の計算どうなるのでしょうか?

    文章がわかりにくくて申し訳ありません。
    nono

    1. こんにちは。ご質問拝見いたしました。
      お手持ちのシェンゲン圏のビザが2018年6月11日〜2019年1月19日まで。
      19日の4日前、1月15日にイギリスへ移動する。

      ビザの期限をオーバーしてシェンゲン協定国に入国することは不可能ですね。

      逆にいえば「シェンゲン外の国に90日間滞在すれば」再度シェンゲン協定国に入国できます。一旦日本に戻ってきて90日間過ごし、再渡航するというのが一般的ですが・・・イギリスに90日滞在しちゃいますか?それもアリな気がします。笑

      A)一般的な観光のビザなし90日滞在可能というのと、B)長期滞在ビザ、C)短期滞在ビザは同じ重さです。AもBもCもその許可日数を使い果たしてしまったら、以後90日間はシェンゲン圏へ再入国することができません。

      A)トータルで90日
      B、C)期限日まで

      という考え方が違うだけで、失効してしまえばその後90日間は入れなくなるということは同じです。

      nonoさんの場合でしたら、
      1月15日にイギリスへ行き、1月18日にイギリスを出国するならシェンゲン国には1日滞在可能となりますね。17日なら2日、とまあそう言う感じです。19日になったらシェンゲン国から出なくてはならず以後90日間は入れません。

      お金に余裕があるのであれば、
      1月15日から、イギリスなどのシェンゲン外の国を94日間放浪することも可能です。94日後にまたシェンゲン圏の国へ入ることができます。(ノービザで90日間)

      もちろん、日本に帰りたくなったらいつでも帰ってこれます。シェンゲン圏に入れないだけです。トランジットは可能です。イギリス等のシェンゲン外の国から日本などのシェンゲン外の国へのチケットを買ってください。経由地がシェンゲン圏であっても構いません。(トランジットエリアに滞在するだけなので)

      たまに、海外の地方の小さな空港だと審査が煩雑でスタンプを押してくれないと言うことも発生するようですので、しっかりと、スタンプを押してもらえたかどうかを確認してくださいね。

  5. 例えばの話ですが、旅程で日本→ミュンヘン→プラハ→トリエステと同日トランジット移動した場合、通過国も1日に加えるとの記載が原文にあるのですが、その場合1日で3日消化してしまう計算になってしまうのですが?

    1. こんにちは、1日でだいぶ移動しますね!
      ドイツもチェコもイタリアもすべてシェンゲン協定加盟国ですね。

      外務省のページを確認しました。「複数のシェンゲン領域国を訪問し滞在期間が90日を超える場合や,シェンゲン領域をトランジットで通過する場合を含みます。」と書いてある後ろの文章について不安に思われているのでしょうか。

      1日で移動するのに、3日分消化するなんてないです。そんな不条理なことはないです。笑

      以前、不慮の予定変更により日本帰国便に間にあわせるため、1日半かけて、スイスースペインーフランスーオランダー日本とフライト三昧しましたが、シェンゲン圏の乗り継ぎではもちろん審査は一度もありませんでした。最後のアムスで出国審査を行ったのみ。審査官の誰もが私のルートなんて知らないでしょう。INのスタンプもOUTのスタンプも実際の日付通りです。

      消化したかどうかを判定するのは、自動ゲートならICチップ、人ならパスポートを通す機械か、目でスタンプを確認します。

      シェンゲン圏内の各国をウロウロするときはスタンプも何も押されないので、管理のしようがないですよね。特に陸路で移動した場合は。

      「あなたは何月何日に1日で乗り継ぎしたかもしれませんが3国をまたいだので、入国スタンプに3日加算します」なんてそんなことはありません。審査官の前に立つまでにどのようなルートで来たか、何国渡って来たか、審査官は知りようがありません。チケットに書いてあればわかりますが、陸路が含まれていたら判断のしようがなく、人によって不公平が生まれます。

      つまり、1日の移動で3日消化するなんてことはないです。大丈夫です。

      外務省のページのこの文章も「すべてのトランジットで1日消化する」と読み取れてしまうので日本語がよくないですよね。トランジットエリアはすべての国で制限区域(滞在ビザ不要)と思うのですが、それに漏れるケースがどこかの空港にはあると言うことなんでしょうか。でも今のところ私は見たことないです・・・。

  6. 分かりやすいサイトをありがとうございます!
    質問があります。
    学生ビザで1年間イタリアに滞在した娘が9月22日に帰国しました。12月26日に10日間ほどイタリアに遊びに来ます。シェンゲン協定が心配でこちらのサイトにたどり着いたのですが、どうも大丈夫そう(?)で安心しました。ただ、日本に戻った時の判はパスポートにありません。(JALの北欧経由です)そのため日本で住民票を入れる時も飛行機のチケットを持っていったと云っていました。
    パスポートには過去の出入国データが入っているものと思っていたのですが、判がないことはこの先問題になりますか?

    1. こんにちは。スタンプがないことが当たり前になりつつあるので、この先は逆に問題が減って行くのではないでしょうか。傾向として、としか言えませんけれど・・・。

      おっしゃる通り、最近は日本でもスタンプが任意でしか押されないためパスポートのページがなかなか減りませんよね。わたしは念のためいつも任意で押してもらうようにしていますが、基本的にはICチップに履歴が残っているので大規模空港や先進国ではまったく問題はないはずです。IC確認する機械の台数も十分に設置されているはずなので。ですが、Web上で情報を集めているとたまにですが「止められた」「質問をいっぱいされた」というお話もありました。

      今回のイタリアでは大丈夫かと思いますが、アジア・アフリカ・南米などの一部の国ではスタンプを中心にページをパパッとみて「はい終わり」という作業をのみしている審査官もいるようです。機械はあれども台数が限られている場合や目で確認してスタンプを押すという単純作業のみしかしない審査員もいると予想されます。娘さんがされているように、空港外で身分証明としてお使いになるときはパスポート+何か証明できるものをお持ちになるのが今は最善策かもしれません。海外への、特にマイナーな土地への渡航でも基本的にはスタンプはなくても「ちょっと長く審査される」程度で問題はないでしょう。1台くらいはIC読み取り機があるはずだと信じています。。。ましてや強制帰国などのややこしいことにはならないはずです。身分証明としても滞在日(発着日)を必要とするタイミングは滅多にないので書類をちょっと残しておけばOKでしょう。

      結論として個人的には、今、不便なことがあるかと言うとめったにないが「空港による」、今後はどうかと言うと、渡航での不便は減っていくだろうと思う。「滞在期間を証明する」ための身分証としては少し弱めと言う感じです。

  7. triplanet1 様

    早々の回答をありがとうございます。
    とりあえず9月に帰国した時のチケット半券を、パスポートに挟んでおくように言います。
    無事にたどり着けますように・・・。
    ありがとうございました。

  8. 質問があるのですが、今年の7月末に3日間ギリシャに行きました。
    そして12/10から1/28までドイツで、2/28から41日間フランスに行くのですが、180日間というのはいつからの計算になるのでしょうか?
    もし、ドイツからだったらドイツとフランスを合わせて91日になってしまいます。(´;ω;`)

    ギリシャから数えると、1月末で半年という計算になるので、フランスへ行っても問題ないということになります。

    どこから計算すればいいのでしょうか??

    1. こんにちは。
      そうですね、、、2回目の渡航の12月10日からですね、、、12/10のクリア日が6/8になるので、6/8以前に渡航する3回目は計算通りに91日で1日オーバーになりますね。
      (1回目のギリシャの3日間は1月29日にクリアされるので、3回目の渡航の計算には影響を与えません。)

      さて、もう2回目の渡航が始まっている頃でしょうから、今後どうすればいいか、ですよね。

      対策1:変更できるなら3回目の渡航のチケットをキャンセル&日付変更する。
      対策2:学生であるなら、3回目の渡航用になんらかのVISAを申請する。
      対策3:シェンゲン外の国へ一時脱出する。わかりやすく2泊3日くらいで近隣国へ旅行に行くのはどうでしょうか。

      対策3をとると、2019年4月頃(予定日)に帰国したあとにまた、再渡航するとなると計算がさらに難しくなりますが、LCCなどで安く飛べますしいいのではないかと思います。
      その時にはしっかりスタンプを押してもらってください。最寄り空港によるとは思いますが、希望しないと押してくれない場合もあるので。

      (本来はスタンプなどなくてもICチップで管理されているはずなので、問題ないと思うのですが目で見える形で残しておくほうが説明する場合に楽だと思います)

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