フランスビジタービザ、動機書の書き方

動機書のフォーマットがないので何をどう書けばいいのか・・・。他の方のサイトでフランス語の見本はありますが本文に何をどのくらい書けばいいのかよくわからないですよね。

はじめに

わたしはフランス語があまりできないので、英語で動機書を書くことにします。

動機書はA4サイズという指定はありますが、文字数も決まっていませんし正しいフォーマットもありません。

詳細を記した動機書(規定なし)

ということなのである程度の「詳細」=具体性が必要となります。ポイントを押さえれば、日記のようにながながと書かなくても良いようです。

簡単な英語でも具体的であればOK。使えそうな簡単な文例を以下に用意しました。

 

フォーマットについて

フランスのお手紙の書き方に従って、以下の書き方がネット上の記事では推奨されているようです。

  • 左上:名前、住所を記載
  • 右上:記入場所と記入日
  • 題名:モチベーションレター
  • 宛て:Dear Sir or Madam
  • はじめに:自分の名前、誕生日と出生地(県)
  • 動機:なぜビザが必要か、「〜と言う理由で◯◯日間滞在したいです」
  • 文末:Kind regards,
  • 右下:直筆のサイン

フォーマットがイマイチだからビザが下りない、ということはないと思います。それならば日本の外務省のように正しいフォーマットを大使館が作るべきですしね。

でも、念のため過去の皆さんの例に従って、フォーマットを作ってみました。日本語の部分は消してください。She,Heは適宜変更してください。

 

動機書(英)テンプレ フランスビジタービザ動機書テンプレート

 

「動機」の書き方についての注意

ビジタービザを申請する方の多くは「パートナーがフランスにいるから」という理由かとおもいます。

語学の勉強したいなら「学生ビザ」でしょうし、
レストラン等修行をしたい場合はワーホリ、
年齢的にワーホリがダメならビジタービザでは就労はできないので「就労ビザ」にしますよね。

 

動機の中にはおもに3種類の内容が含まれます。

  1. 目的「〜したい」
  2. 経緯「〜だから」
  3. 関係性「〜誰と」

これら3つを組み合わせることで「詳細」が完成します。

 

学習や体験(遊び)を目的に滞在する場合

自分のための学習や体験(遊び)ですので、3種類の内容のうち3番の「〜誰と」はなくてもいいかもしれません。

でも、ホームステイや住居を借りれる第三者がいる場合は、「ホストの人たちと」や「その友人と」などと記入できるはずです。

一人でフランス中を旅行する予定でとくにどこで誰と会うかがわからない場合は記載しなくてもいいかもしれませんが、そもそもこの場合はビザがおりるのかな・・・?所在地や目的が曖昧になるような気がするのでちょっとわからないです。。。

 

パートナー(恋人)と暮らすために滞在する場合

第三者と過ごすための滞在ですので、3種類の内容すべてが必要になると思います。

 

ただし、注意点があります。

婚約の約束がない同棲・・・ただの同棲だと目的がはっきりしないためNGになる可能性あります。第三者(パートナー)に保証人となってもらうよう指導される可能性が高いです。その場合は友達の家に置いてもらうということにして「学習や体験(遊び)」を目的とするほうがよいかもしれません。

婚約している場合・・・最も適切です。婚約の有無が証明できないので、第三者(パートナー)に保証人となってもらうよう指導される可能性が高いです。

結婚している場合(夫婦)・・・配偶者ビザを取るよう指導される可能性が高いです。「経緯」の内容が大切になります。

 

「一緒に暮らしたい」という目的は、感情的で曖昧です。別れたらどうするの?家を追い出されたらどうするの?ということが大使館は一番気になるのかもしれません。

 

具体的に、

  1. 目的「〜したい」・・・二人の将来(結婚など)、すること、語学、生活への順応、移住準備
  2. 経緯「〜だから」・・・二人の出会い、二人の交際期間、過去の渡航、渡航の必要性
  3. 関係性「〜誰と」・・・本人同士の関係性の明確化、親密度

のような分け方で内容を埋めていけばいいと思います。1-2-3の順序は必要に応じて変えてください。目的が一番最後の方が書きやすいかもしれません。

 

使えそうな文例

自分のための学習や体験(遊び)と第三者と過ごすための滞在の両方で使えそうな文例です。上手に組み合わせたり、単語を変えることでそれなりの動機書ができると思います。

1. 目的「〜したい」

EN JP

The purpose I would like to stay is for learning French and getting used to the life in France.

I also learn wine at the same time.

And I would like to enjoy French cuisine and also try to learn home cooking in France.

There are many delicious things near the area, so I’m looking forward to eating.

I would like to plan to travel to domestic in France (Lyon, Bordeaux, Marseille, etc).

I would like to go to various museums.

フランスでの生活に慣れること、フランス語を学ぶことを目的に滞在したいと思います。

同時にワインの勉強もします。

フランス料理を楽しみ、フランスの家庭的料理を学びたいと思います。

 

その場所の近くは美味しいものが多いので、食べることを楽しみとしています。

フランス国内へも旅行したいと思います。

いろいろな美術館へ行きたいと思います。

 

2. 経緯

EN JP

I have a French partner in France.

His name is Name Familyname.

He was born in XXX xx June 19xx. Please refer to the attached copy of the “Carte d’identité” for his ID.

I will marry with him in June next year and move there, so I need a visa to prepare.

わたしにはフランス人のパートナーがフランスにいます。

彼の名前は◯◯◯◯です。dd mm 19yy 生まれ、◯◯◯出身。

詳細は添付のカードのコピーを確認してください。

私は来年6月に結婚して移住する予定なので準備のためにビザが必要です。

 

3. 関係性

人物紹介をメインとします。

EN JP

Our love relationship is about X years from 20yy.

Our relationship is about X years from 20yy.

We are not getting married yet, but we will plan to marry near future.

I met my host family by the introduction of my friend living in Tokyo.

She is my best friend in elementary school.

私たちは20yy年からx年の恋愛関係になります。

私たちは20yy年からx年の関係になります。

私たちはまだ結婚はしていませんが、近いうちに結婚を予定しています。

ホストファミリーは東京に住む友達の紹介で出会いました。

彼女は小学生の頃からの仲の良い友達です。

 

また思いついた時に、文章を増やしていきます。

 

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