日本からフランスに、最近は毎年行っている訳ですが、現地に住んでいる人たちに何をもっていけばいいかな?といまだに迷っています。同じ思いをしている方のお力になれれば。
このページの内容
はじめに
基本的なものはすこし高いとはいえフランスのアジアンスーパーで手に入るので、お醤油やめんつゆなどはもっていかなくとも大丈夫。ちゃんとキッコーマンやヤマキのめんつゆなどはあります。
普通のじゃなく特別美味しいものや産地限定のものは喜ばれますね!
国内旅行したとき、国内の友達にあげれるような特別なお醤油やめんつゆなら、海外在住の日本人ももちろん喜びますが重さと相談が必要です。
今回は買い出しリストではなく、好意でもっていくおみやげで、かつ、すこし変化球も入れてみました。
検疫的にアウトなものも含まれているかもしれませんので、自己責任での持ち込みをお願いします。
フランス人、在住者へのおみやげリスト
この辺りのものはフランスは持って行ったことがあります。パリやアムスを経由してフランスの地方空港で降りるので、スーツケースがどこで検疫を受けているのかはわかりません。
私の降り立つ地方空港は検疫というほどちゃんとしたものはなく、いちおう形ばかりに、通路に荷物検査機(X線)があるのですが、つかまる人はほぼいません。甘々な状態です。でもこれは空港によるので、本当に個人判断でお願いします。
1度だけスーツケースを含めダンボールなど荷物3個を持って、女一人で降り立ったときに不審に思われたのか止められ、検査機に通すことになりました。お米・お菓子の「カール」とカップ麺の器について「これはなんだ?」と言われましたが、英語で説明して問題なくOKでした。
食べもの
お米とご飯のお供
- 白米・・・コシヒカリ1kgでも持っていくとかなり喜ばれる。炊飯器がない場合はお鍋で焚く。
- 納豆・・・普通の3個入りパックなど。家で真空パックしておくとプラスチックが壊れても安心。
- 明太子・・・冷凍のものがあれば真空パックで。
- 福神漬け、紅生姜、お漬物・・・カレーのルーはみなさんお家に持っていても福神漬けは無かったりで喜ばれます。
- 梅干し・・・袋に入れて持っていく
冷蔵物
- うどん・・・真空パックされたものが売っている。せっかくならつゆ付きの生めんを。
- 冷やし中華、ラーメンの生めんタイプ・・・夏には2-3食入りのおなじみの冷蔵冷やし中華が喜ばれる。生めんタイプのラーメンは「有名店の味」のようなものが喜ばれる。
液体類
- 焼肉のタレ・・・王道のエバラ黄金のタレや叙々苑のタレなど、お好みに合わせて選ぶ。
- 蒲焼のタレ・・・意外と使えるのが蒲焼のタレ。鶏肉をつけて焼くだけで焼き鳥風になり、簡単で美味しいため。
- お好み焼きソース・・・関西圏の方なら喜ぶはず。セットで山芋の粉やかつお節を持っていくべし。
- ピエトロドレッシング・・・ピエトロはなぜかみなが好きと言う。三田屋やリケンのノンオイル紫蘇味、梅ドレも人気。リクエストを聞くと良い。
- ラーメンのタレだけ・・・実際、麺はパスタの極細麺やフォー、乾燥中華麺などが売ってるのでどうにかなるので、空き容量が少ないときはタレだけでも嬉しい。
- 本ワサビチューブ・・・安いものはどこでも買えるのですこし高めのなるべく美味しそうなものを選ぶ。といっても数百円。
- 筍の水煮・・・筍は売っていても高いし臭かったりあまりいいものではないので。
乾物
- そうめん・・・太めの中華製のそうめんは売っている。イオン製なとでもいいですが細めの和風なそうめんがいいですね。
- ルー・・・カレーなどのルー バーモントなどは売ってるので欧風や横浜カレーなどのルーがいいかも。
- インスタントラーメン・・・ラ王や中華三昧のようなツルッとしたタイプをはじめ、チキンラーメンやワンタン麺などもいい感じ。
- ふりかけ、味付けのり・・・のりたまでもいいがちりめん山椒入りやしそわかめなどもよい。
- 昆布・・・利尻昆布のようなものでも、昆布ダシの素でも、昆布茶やとろろ昆布でも。
- 唐揚げ粉・・・お好みで選ぶ。
- グミ、スナック菓子・・・カールやスコーン、じゃがりこなどの独特なものが良いみたい。
食べものでちょっとグレーなもの(検疫的に)
真空パックのもの、家で真空パックできるものであれば破裂することはないので安心です。
冷凍物は冬の持ち込みなら、15〜6時間経っても半解凍程度の状態の状態でした。夏の持ち込みは気温的にちょっと微妙です。
ただ、下に記載したものは検疫的にかなり微妙なので、個人で判断して持ち込んでください。グレーというかはどちらかというとアウトです。これらの持ち込みはアウトの覚悟が必要です。申請しましょう!
- 和牛・・・ある程度のブロックというリクエストをされますが、アウトすぎる気がして持ち込んだことはありません。
- うなぎの蒲焼・・・真空パックにして持ち込めるような気がします。
- 干物、一夜干し・・・冷凍物を持ち込んだことがあります。状態は問題ありませんでした。
- たらこ、明太子・・・トライしてみたいと思っています。
- いくら・・・いちおう現地でも売っているのですがかなり量が少なくまあまあ高いです。いくら丼が作れそうな量でトライしてみたいと思っています。
- うに・・・みたことありません。海のウニはスカスカでほとんど入っていません。トライしてみたい。
- 山芋、里芋、ごぼう・・・問題なかったです。土を落とし、ひとまとめにせずばらけた状態で、ハサミなどの文房具や雑貨類と一緒にごそっと入れてみました。
- 大葉・・・濡らしたキッチンペーパーでくるんでジップロックします。
- 野菜の種・・・普通に持って行きました。現地になさそうな「水菜・大葉・みつ葉」を持ち込み、育てました。水菜はびっくりするくらい早くぐんぐん育ちました。
飲み物
- 烏龍茶、麦茶、緑茶・・・お茶パックでもティバックでも。
- 日本酒、梅酒・・・3本まで。プチプチ等にくるんで割れないように。
食べもの、飲み物以外
いろいろ
- お料理の本・・・ネットにはレシピがたくさんありますが、本ならささっとめくれるし、何度もみ返しができるしと人気です。
- 入浴剤・・・ツムラの湯めぐりなど普通のものでも喜ばれます。バスタブがあるかどうかは確認が必要ですが。
- ゴシゴシタオル・・・100均のものでも。売っていないので。
- 肘、ひざ、腰サポーター・・・必要かどうかはきておくといいが、日本のほうがちょうどいいものが手に入るため。
- 運転時UVカット手ぶくろ・・・運転をする女性へ。田舎に住んでいると車移動が多いため。
- タオルケット・・・クーラーのついていないではシーツ一枚で寝ているそう。クーラーのある家でもシーツの場合がある。タオルケットはあれば優秀。でもかさ高く重くなるので注意。
- お箸・・・アジアンショップで買った適当なものを使っているお宅では喜ばれる。
- 包丁・・・ちゃんとしたものはお高いおみやげになります。刃物屋さんで「お肉用」「野菜用」などといって選んでもらうのもありです。研ぐことで繰り返し使えるのが日本の包丁の良さです。ステンレスのものであればフランスの包丁でも十分です。
- 簡単包丁研ぎ・・・包丁の刃を差し込んで、前後にシャカシャカするだけのもの。冷蔵庫に貼れるお魚タイプがおすすめ。
- 爪切り、ニッパー・・・貝印のものなど。
- 100均の便利グッズ・・・簡単皮むきやすり鉢、パスタの絵のジッパー袋、かわいいポケットティッシュ、炊飯マグ、凍らせる棒が入る水筒、ハンドル野菜カッター、まとまるピーラー、あく取り落し蓋、鏡のウロコ取り、ふわっとバターナイフ、針のいらないホッチキス、ブックエンドなどなど。フランス人には喜ばれます。
- お弁当箱・・・日本の方が可愛いものが多い。
医薬品
- 葛根湯・・・風邪の引きかけやちょっと調子が悪いような気がする時に飲めるので便利。
- サプリメント・・・日本のは粒も小さいし、効果がわかりやすく書いてあるためわかりやすい。
- かゆみ止め・・・ウナ・ムヒはやっぱり使いやすいため。
- 保湿化粧水・・・個人的には低刺激の「ミノン アミノモイスト モイストチャージローションIしっとり」がおすすめ。低刺激でかなりもちもちになる。美白や美容成分は入ってないかもしれないけれど乾燥にはおすすめです。
おわりに
この記事、リストにしただけでかなり長いので見直さないとなと思っています。
和牛は無理ですよね。持って行ったら喜ぶだろうなと思いつつ持っていけないのでとてももどかしいです。