完全に風邪ひいた。フランスのドラッグストアで薬を買う

はじめに

お外をうろうろする日に限って気候が急激に寒くなったりするんですよね。ということで完全に風邪を引き、熱・喉の痛み・咳・鼻水の状態になってしまって薬局でお薬を買う!の巻です。

 

総合風邪薬

1日4回3〜4時間おきに飲むとのこと。4日で治すタイプのようです。夜だけ丸い青い粒です。

  • このお薬には解熱作用が含まれているので、解熱剤は不要(飲んじゃダメ)ということでした。
  • このお薬には喉や咳止め作用が含まれていません。別途購入しあわせて飲むようにとのことでした。

風邪でぐったりしている私は、日中3回も飲むタイミングがなくの食後+寝る前という感じでいつも1つ分余るのでした。なので、5日目も飲みました。2〜3日でグッと良くなります。

 

解熱剤

いつも買う鎮痛解熱剤です。とっても安くて良いのですが効力は日本のものよりも強めです。成分は「アセトアミノフェン」です。日本でよく見かける同様のお薬は「カロナールやコカール」で1粒200〜500mgとなっています。

痛みや熱さましの用途では、ロキソニンやコカールをふだん1錠飲んでる方が多いと思います。こちらは1粒で1000mgなのでその5倍の強さがありますので相当効きます。

 

喉のお薬

主成分は「αアミラーゼ」です。その他にショ糖やラクトースだそうです。

喉が痛くて、痛くて・・・というときはこのシロップ。日本のように親切な小さいコップはついていません。なので、フタ(キャップ)にすり切り1杯を1回分として飲みます。1日3回。

咳については、たぶん喉の痛みから来るたん?が原因では?ということで、このシロップが咳に直接作用するわけではないと思います。つまり、気管支拡張作用などはないということですね。しかしアルファアミラーゼ=喉の痛みを消す薬なのでしょうか。うーーん。ほんとに?

 

終わりに

熱や風邪の諸症状は2〜3日で引いたのですが、それでも喉が痛くて。

飲み込むと水でも唾液でも痛いので「腫れ」よりも「傷」ではないかと思い、手持ちの抗生物質「クラビット500」を飲んでみたところ、効果てきめん。2日ほどで痛みがなくなりました。でも抗生物質なので4日間は飲み続けました。

 

レジで必ず使い方を説明されると思うので、フランス語がよくわからなくてもジェスチャーでよく確認しましょう!

 

ではー!

クレジットカード会社に言いたい!!キャンセルプロテクションに「ストライキ」を入れてくれっ!!

はじめに

タイトルのごとく、日本では滅多に発生しないストライキですが、ヨーロッパでは特にフランスではしょっちゅう起こるこのストライキ。

台風などの災害と同じように、旅行者からすると不可抗力な理由でのキャンセルとなるわけだ。名目上はショッピンング保証でもキャンセルプロテクションでもなんでもいいから、この不可抗力に対応する保証を追加してもらえないものだろうか。

 

パリに行こうとしたらストライキにあった(2019冬)

わたしの記事をちょこちょこ読んでくれている方ならもうお分かりかもしれないが、わたしはパリに行ったことがありません!今のところ。

トラクターや山羊やヒツジでさえパリに行っているのにね。人間なのに私はまだなのですよ・・・。

ということで、やっとやっとその機会がやってきて2019年12月にパリに行く!という記事が書ける!と思っていたのですが、逆にパリに行けなかった記事を書くことになった次第です。泣

「2019年12月 パリ ストライキ」などで検索していただくと当時の記事がいっぱい出てきます。

公共交通機関がパッタリと止まってしまうので、地方から電車でパリに向かう予定だった私は完全にアウト。前日に電車ストップ確定のお知らせが届きました。

 

ストライキでパリに行けない、どうする?

電車:

地方〜乗り換え地点、乗り換えて長距離鉄道〜パリの予定でしたが、どちらも止まりました。確定情報が出るのは前々日〜前日になります。登録しているE-mailに連絡が来る場合、または自分で鉄道会社のホームページで調べるという方法で、確定情報を得てください。

予約していたのは指定座席の電車だったので、鉄道会社の払い戻しによってこのチケット料金が全額返ってきました。

 

お食事(ディナーの予約):

お店に直接連絡しました。ストライキで行けません、とのことを伝えるとキャンセル料もなく普通にキャンセルできました。

 

ホテル:

ですが、ホテルはキャンセルできませんでした。ストのため行けないといっても「そんなの知りません」というわけです。

パリのホテルって高いですよね、3泊くらいの予定でしたが他の地域のホテル料金とは比べものになりません。

 

クレジットカード会社に言いたいこと

ここのところをですね、キャンセルプロテクションが効かないものかと声を大にして言いたいのです。私にとっては完全な不可抗力

たしかに、飛行機は動いていますが、前日にこのストライキの状況でビジネスマンが大量に振り替えしているパリ行きの路線ですよ、取れるわけがないじゃないですか。

日本で発行するクレジットカードなら、日本人用に定款を定められますよね。なら、ストライキをキャンセルプロテクションに入れることがなぜできないんだ?他の国やストライキが多発する国ではこんなキャンセルプロテクションつけるとカード会社が大損するだろうので、含まれないというのもわかる。

でも、日本では発生することのないストライキに旅行先で災害のように出くわしてしまったら、予定が全て狂います。「海外トラブルサポート」と、いつもうんぬん言っているクレジットカード会社がなんとかしてくれ、困ってるんだ!!と考えるのが普通なのではないのでしょうか。

 

いつもこんなことをうたっていますよね

海外旅行傷害保険

旅行中の病気やケガを補償する、安心の保険サービスです。
疾病治療費や賠償責任、携行品損害も補償いたします。

のようなこと。携帯品の損害は保証してくれるのに、旅で目的地に行けない人は助けてくれないの?今日から目的地外の場所で、ホテルから何から探さないといけない・・・。余計にお金がかかる。予算オーバーになっちゃう!私のせいじゃないのに!!

というピンチな状況なのに、なんで助けてくれないの?

 

キャンセルプロテクション

カード会員本人の社命出張に基づくキャンセルの場合

なんで仕事の出張によるキャンセルがOKで、不可抗力のストライキによるキャンセルがダメなの?と思いませんか?

ショッピング保証だって同じこと。買った商品が利用できない状態になっているのに、なんで返品できないの?未使用品だよ?!と思いませんか?

 

怒りのパワーで探した個人旅行用ホテルキャンセルプロテクション

たいていのパック旅行や旅行会社を使ってのツアーはストライキによるキャンセルをその旅行会社が保証してくれます。

ですが個人旅行では切符や食事はキャンセル可能なことが多いですが、ホテルキャンセルができないんです。いちばん出費の多いホテル利用代金が返金できないので困るのです。そんな中、個人旅行の宿泊予約でも保証してくれる保険プランを見つけたのでご紹介いたします。

個人旅行用宿泊専用保険「宿泊キャンセル保険」

ホテルだけのキャンセル保険ならこんなのがありました。海外・国内のどちらの宿泊場所でもOKなようです。

アリアンツの「宿泊キャンセル保険」がぴったり!!

 

なんでクレジットカード会社ができないの?

アリアンツさんがこんなに親切な保険を作っているのに、なぜ同じことがクレジット会社でできないの?と腹立たしいです。

  • そのクレジットカードで宿泊のお支払いしたら、自動的に加入(利用付帯)
  • 保証を使うときは自己負担金1万、など

とすればいいでしょうに。

 

不可抗力のケースを増やすべき

ストライキだけでなく噴火やパンデミックにも対応していませんよね。もうすこし柔軟に現代の支障にあわせて定款を見直すべきです。

払っている会費分くらいのサービスを提供してください。

国外からわざわざ国際電話で問い合わせたのに、どこのカード会社もまったく力になってもらえずガッカリでした。「規定の4つのどれにも当てはまらないため、対象となりません」の一点張りです。

 

もしも飛行機でパリに行っていたらどうなっていたか?

パリまでは行きました!という方もいるかもしれません。もちろん、長距離便の日本 → パリ間の飛行機は動いていますから、旅行を続行される方もいるでしょう。

ですが、パリ市内はほとんど停止しています。

  • 美術館(要確認、閉まっていることがある)
  • 観光名所(要確認、閉まっているかもしれない)
  • お食事やさん(スタッフもお客も来れないので、閉店にしているかも)
  • 交通機関(停止中)
  • タクシー(みなが車・タクシーを使うので大渋滞)
  • スーパー(搬入未達により物がすくなくなる、または高い)

と、不便なことだらけ。たとえ行けたのしても行かない方が良さそうです。

 

ということで、浪費があった12月でした。いつかパリに行きたいです。涙