ゲストハウスに初めて泊まる方向け。持ち物・使い方・ルールについて

ゲストハウスって知っていますか?
格安で泊まれる宿泊施設として、国内にも海外にも多く存在します。


Booking.com などでも検索に引っかかってきますよね。

2段ベッドので知らない人と同室になるのですが、破格の値段で泊まれるため気になっている方も多いのではないでしょうか。

はじめに

この記事では、ちょくちょくゲストハウスを利用している私が、

  • どんな人が使うの?
  • どんな場所なの?
  • 予約の際にチェックすべきポイント
  • あると役立つ持ちもの
  • ゲストハウスの一般的な使い方
  • ゲストハウスによくあるルール
  • チェックイン・チェックアウトの注意

などのみなさんが 気になるであろう ポイントを書いています。

ホステルって何?

ゲストハウスのような宿泊施設を ホステル とも言います。

国にもよりますが、物価の安い国では上記↑のように600円程度で泊まれたりします。

 

よくある疑問・基本情報

どんな人が使うの?

おもな利用者は、バックパッカー・若い方・長期でいろいろな土地を周遊している人・いろいろな人とコミュニケーションをとったり情報交換をしたい人、お金をつかう目的がほかにある人ですね。

たしかに、お金のある人は相部屋ではなく個室のホテルを取るでしょう。
ですが、決して貧乏だから(わたしはそうですが)っという理由だけで宿泊しているわけではなさそうなのです。

 

わたしの場合は

わたしは行動範囲が広いので関西圏では(家から離れた場所)京都や神戸、奈良などであそぶことがあります。

公共交通を使って1時間程度で移動できる場所ですが、終電を考えるとお食事の2〜3軒目が参加できなかったりします。電車をつかうと、わずか1時間程度で帰れるのですが、夜遅くまであそぶのであれば、1000〜3000円程度のゲストハウスを寝るだけで利用するほうが効率がよかったりするのです。

 

どんな場所なの?

2段ベッドが3台〜5台ほどで1室となっていることが多いです。
おもに、商業ビル内の一角(フロアごと)に存在することが多いです。

数フロアにまたがるゲストハウスもあります。フロア全体を改装して、女性フロア・男性フロアとしている場合や、古い建物をリノベーションしているところもあります。

 

ベッドがある部屋以外に、共用リビング が必ず存在します。
たいていは、簡易であっても 共用キッチン が備わっています。冷蔵庫も共用です。

お風呂は、共用シャワーブースであることが一般的で、バスタブや浴場はほぼありません。男女は分かれていたり、いなかったりです。

 

他人の動きが気になったり、いびきはうるさくないの?

かなりの方が、気になるポイントだと思います。

実際どうか?というと、あまりきにならない・慣れた、といいますか、できる範囲でですが
自己防衛しているので気にならなくなった、というほうが正解ですね。


他人に何か 強制する ことはできません。
自分で 対策を取る しかありません。

女性の部屋しかわかりませんが、今のところ「いびき」はあまり気になったことがないですね。

自己防衛・対策については「もちもの」の項で詳しく説明したいと思います。

 

予約の際にチェックすべきポイント

立地

立地が便利であることはあたりまえですが、気にすべきポイントは「ひとりで歩いていて安全な場所であるか」どうかです。ゲストハウスは繁華街の中や、駅前などの便利な場所に多く存在します。しかし、ひとけのないところや、ラブホ街(Motel)の一角や、暗くて細い道に存在していることもあります。

 

私は泊まってはいませんが、とある国で売春通りの一角にも存在していました。
女の子ひとりでふらっとあるいていると「間違われるのでは?」とふわっとおもったことがあります。

夜遊びする方は、派手な服(体のラインが目立つもの、丈の短いもの)を着てこういう場所にいると間違われることもあるかもしれません。

 

立地はよく確認しましょう。
GoogleマップのStreet Viewで周辺確認して見ると確実です。

 

チェックイン時刻

何時までにチェックインしてください、や、遅くなる場合は連絡してください

などの条件がつけられていないか、しっかり確認しましょう。
受付終了時刻が設けられていることが多いです。

 

ゲストハウスでは、受付担当者が常駐していることが少ないです。(夜勤で)

 

深夜は滅多にいません。無人です。
一定の時刻までに受付を済ませてしまわないと「カギ」や「暗証番号」をもらうことができません。

受付担当は帰ってしまっているので、連絡がつかない状態となります。
この場合、返金されることはほぼないです。他の場所を保障されることもほぼないです。

「宿泊者あらわれず」の無断キャンセルとなってしまうわけです。

 

カーテンの有無

ベッドのスペースしか個人のスペースはありません。

ベッドがにカーテンがあると、人の存在が気になりませんし、着替えも気兼ねなくできます。
(ただし、空調が遮られるので、暑い寒い問題はあると思いますが)

カーテンがついていない場合も多いですが、どうやって着替えるか?というと

みんな気にせずバンバン脱いでます。

部屋の中を下着でうろちょろしてたりします。

カーテンのあるところと、ないところが同じ値段・同じ立地であるのなら、
カーテンのあるところを予約するほうがいいと思います。

 

タオルの貸し出し有無

タオルの貸し出しがない場合があります。つまり、持っていかないとタオルがないのです。

貸し出しがない場合、受付で販売していることが多いです。(100円程度)

 

シャワールーム

シャワールームの清潔さは、旅行の前に口コミチェック!です。
今までに宿泊した方の「清潔」に関する口コミを参照しましょう。

男女共用のところも多いですが、シャワーブースの前には鍵のかかる個室がついていることがほとんどです。
女性専用シャワーブースであるかどうかは、あまり気にしなくても大丈夫です。

ドライヤー:ほとんどの施設で存在しますが、気になったらメールなどで直接連絡し確認しましょう
シャンプー・ボディソープ:ほとんどの施設で存在します。コンディショナーやリンスはついていないことが多いです。

 

ゲストハウスによくあるルール

消灯時刻が決まっている

消灯時刻以後に部屋に戻るときは、携帯(スマホ)の懐中電灯をつかいましょう。

中は真っ暗なので、物を落としたり「あれ?アレはどこにしまったかな?」のようなことが起こるので、部屋に入る前に、必要のないものはカバンのどこにしまう、どのポケットに入れる、など確認してから入りましょう。

 

シャワー利用時間が決まっている

何時までにシャワーを浴びてください、などの制限がある場合があります。

夜はあきらめて翌日に浴びるなど、工夫してください。

 

ベッドルームでの食事禁止

あなたのその食べる。もぐもぐ音、サクサク音が他の人の不快につながります。
あなたのその食べ物の匂い他の人の迷惑です。

飲み物は禁止されていないことが多いです。

 

ベッドルームでの会話

他の方もいるので、ベッドルームで友達同士でおしゃべりするのは避けましょう。
電話なんてもってのほかです。

ひそひそ声も意外と聞こえる!のです。

おしゃべりしたいときは、リビングで。
消灯前ならまだ許されることがありますが、消灯後はなるべく会話は避けましょう。

 

チェックイン・チェックアウトの注意

チェックイン手続き

パスポートを見せろと言われることはあまりないです。ほぼサインのみで終了。

部屋の場所、施設の使い方、ルール、パーティの有無などを説明されたら、外出できます。
「カギ」や「暗証番号」をゲットしたら、何時に帰ってきてもOKです。

 

チェックアウト手続き

一般的に、受付の人が何かするというような手続きはありません。

箱に貸し出された「鍵を入れてください」などと書いてあり、ぽいっと投げ込むだけ。
部屋番号とサインをしてください、と書かれていることもあります。

 

持ちもの

薄手のフェイスタオル(銭湯タオル)

貸し出しがあれば不要。荷物が増えたときは捨ててこよう。

アイマスク

カーテンがあってもなくても、アイマスクがあれば光も人の動きも気になりません。

耳栓(イヤープラグ)

必需品です。固すぎず、しっかりと防音できるものがよいでしょう。
私はこれを使っています。

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リンス・コンディショナー

ついていないところが多いです。念のため持っていきましょう。

鍵(ワイヤーロック)

カバンのチャックを開けられないようにするために、南京錠のような簡単なものでもよいので鍵をかけましょう。
また、カバン自体を取られないようにするために、ワイヤーロックなどでベッドに縛り付けましょう。

 

ゲストハウスで遭遇した困った人・こまったこと

静かにしてください、や、電気を消してもいいですか?くらいの英語は準備しておくほうがいいです。

絡んでくる人

基本的に、共通語は英語になります。特に海外では色々な国の人と同室になりますが、かなり我が強く、おせっかいに絡んでくる(もちろん英語で)人もいます。ここが良かった!このお店が最高だった!絶対行くべき!などです。適当に理由をつけて、ベッドに閉じこもりましょう。

消灯してもうるさい人

部屋の中でのおしゃべりや、パソコンのキーボードの音など、騒音の根源となる人がいます。ちょっとした英語で注意すると、「ああごめんー」みたいに気をつけてくれます。何も言わずに我慢するより、一言が言えるように用意しておきましょう。

お菓子などを食べている人

匂いがきになるんですよね、、、。直接は言いづらいと思うので、受付の人に言いましょう。受付の人がいないのであれば、食べる音や匂いが気になるんだけど・・・と本人に告げましょう。

電話をマナーモードにしていない人

朝のアラームはまぁ、しょうがないとしましょう。アラームにするとマナーにしていても音が出ることがあります。
「バイブ目覚まし」というアプリをつかえば、バイブのみで音が出ません。

ただ、普通にLINEがぴこぴこなる人がいたりします。
この場合は、Could you set your phone to silent mode? などで注意します。

トイレを占領する人

ベッドルームないにトイレがある場合があります。Hello~~~???と話しかけて待っていることを伝えましょう。
(たまに吐いていてこもっている場合がある。二日酔いなどで)

あきらかに風邪をひいている人

なるべく近寄らないようにします。受付の人がいる時間であれば部屋を変えてもらいます。
咳がつらそうであったり、お気の毒に思いますが、してあげれることはありません。
マスクを持っていたらあげましょう。音は、耳栓で対応しましょう。

外の道路の音がうるさい

工事などをしていてうるさい場合があります。耳栓をつけて対処しましょう。

パーティの大騒ぎが定刻になってもおさまらない

宿泊者パーティが盛り上がりすぎたとき、23:30ごろになっても
まだワイワイしていることがあります。
受付の人に言いましょう。(受付の人がだいたい参加しています)

 

終わりに

ゲストハウスはとてもフレンドリーな場所です。
だからといって、コミュニケーションを取らなくてはいけないってことはないです。

ゲストハウスの受付の人はたいていフレンドリーな人が多いです。
人とコミュニケーションを取るのが好きだから、この人はここにいるのだと思います。
困ったことがあればすぐに聞きましょう。

近隣のひとりで行けるお店や、安くて美味しいお店などの情報は受付の人がよく知っています。
レンタサイクル情報なども、通じていることが多いです。

共同だからといって、気を遣い過ぎることはありません。
みんな気楽に泊まっています。

 

寝たらすぐにまた出発!寝るだけ!という用途の方は、ぜひお考えになってみてはいかがでしょうか?

お勧めですよ!

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