フランス、イタリア、スペインの春夏?天気予報を見て持ち物を考える

この記事では、春夏の気候からどんな服装や持ちものがあったらよかったか、について書いています。長期の方はスーツケースはどんな大きさがいいか?というのも気になるのではないでしょうか。

詳細の持ち物については、持ち物のページでご紹介させていただいています。

海外旅行の持ち物リスト(夏のイタリア フランス 編・1ヶ月)

 

はじめに

日本でいう梅雨の時期(6月)は、学生にとっても社会人にとってもGWと夏休みのあいだで、みなさんお休みを取らない時期なんです。・・・ということで、海外へのチケットがローシーズンで安かったりしますね。

お休みを自由にシフトできる社会人さんは、ジメジメなこの時期に「海外へ旅行へ行こう!」と思われる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

どこに行きたいか、行って何するか、それさえも具体的にまだよくわからないという方は、とりあえずTripAdvisor (トリップアドバイザー)あたりで、観光や美術館を調べてみましょう。

7月〜8月に入るとハイシーズンの到来です。学生さんが夏休みになるので旅行業界は繁盛期にはいります。長期の旅や留学に海外へいかれる方も増えてきます。

以前、私もこの夏の時期に旅に出かけましたので、この時期がどんな感じだったか参考までに書き記しておこうと思います。

 

気候を考える

対象の時期・季節

6月なかば(10日ごろ)から、8月初旬(10日くらい)

 

対象の国

フランス(南〜南西部)、イタリア(全体)、スペイン(全体)、日本(東京)

 

参考緯度

44.8、45.4、36.7、35.6

参考緯度から、各地の気候を比較すると、対象の国のほうがすこし涼しいと考えられます。

日本で半袖のTシャツなら、現地では長袖のTシャツくらいでしょうか。日本で夜はちょっと上着が必要なら、現地ではしっかりめのパーカーが欲しかったりする。

日本でも5〜6月に夏日の日がありますが、現地でもあります。

夏物をメインで詰めて、ちょっと暖かめのパーカーや重ね着をもっていくことをお勧めします。

 

ヨーロッパ人が夏休みに集まる(訪れる)スペインマラガビーチは、緯度的には東京とほとんど変わらないのですが、海といっても、やはり日本よりだいぶ空気が乾燥しているので、夜はすこし肌寒いです。

皮膚に太陽が当たるとかなり熱く感じられますがじっとり汗が止まらないー!というようなベタベタの暑さではないです。日陰にいたり、小雨が降ったり、濡れたままで風にあたると少し寒く感じました。

ちなみにですが、6月下旬のマラガビーチでは、みんな

ハーフヌードのような格好で、日焼けしながら常夏を満喫していますが、

海に入ると「うはっ!ちめたい!!」と言ってしまえるくらいの温度でした。

日本の海よりちょっと冷たいです。
だって7月前ですもんね。冷たいですよね。

 

寒冷差対策・熱中症対策

寒さ対策の上着

春でも、夏でもの朝と夜の寒冷差は、日本より大きいです。

ただ、日本とは時間の構造がちがうので、朝は7時半ごろから陽が昇りはじめ、夜は22時頃まで明るい

つまり、お昼間に外出しているときは(夕飯を終えて滞在先に戻るまで)ほとんど陽が差していてあたたかいか暑いはずです。

朝はやくに外に出て、少し肌寒いと感じるのであれば、薄手の羽織ものを着ていきましょう。
朝が寒いということは夜も寒くなる可能性が高いです。

 

暑さ対策の上着

逆にすごく天気がよくて朝から暑い日は、日差しが強すぎて長袖がないと腕や首などの露出部分がアツ熱になります。

日を遮るために、羽織りものがあったほうが良い。

朝から1日中観光を予定しているのであれば、「長袖の羽織もの」と「帽子」「サングラス」は必須です。

つば付きの帽子があれば眩しさがだいぶおさまり、サングラスをかけなくても済むけれど、いちおうサングラスも持っていきます。

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帽子はかぶりたくない?

ヘアスタイルが崩れるなど、帽子をかぶりたくない方もいらっしゃるでしょう。
現地では確かに帽子をかぶってない人も多いです。
サングラスは6割以上の人がかけていますが。

でも、普段はかぶらなくても折りたためるものでも持っていると安心だとおもいます。

たとえば、

町歩きをしている時はまだよいですが、乗り物に乗るときなどやお店に入るときに、たまに行列で並ぶことがあります。

 

建物の外はあまり日陰がないため、ぼんやりと〜、ただひたすら〜、日光を浴び続けることになります。気温はさほどでもなくても、太陽熱ですぐに頭が熱くなります思わぬところで日射病になってしまうことも。

 

ふだんは使わずとも、太陽に一方的にあたることがありそうなのであれば持っていきましょう。

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*こういう安いものだと、帰国時にかさばって入れるところがなくなっても、捨てやすい。

 

旅先でおしゃれしたい?

日本でふだん着るようなおしゃれなワンピースは、街ではわりと浮きやすいです。
浮くということは、スリやひったくなどの悪い人に「狙われやすい」ということです。

おしゃれワンピースをどうしても、ちょっとだけでも着たいという方は、夜のディナーの時だけに思いっきりオシャレしましょう。昼間におしゃれしている人も「いることはいる」のですが、圧倒的に少ないです。日中は、ジーパン(デニム)に白シャツ+歩きやすい靴などの、シンプルな服装でいると街になじみます。

 

基本的には白、黒、紺、グレーなどの色づかいの服装の人が多く、
スカーフや靴、ジャケットなどに色ものをもってきて、ワンポイントコーデしている人が多いです。

スニーカーにも合わせれる、カジュアルすぎないワンピースをお持ちであれば使いやすいと思います。とくに「軽い(軽量)」もの。ホテルに戻って着替えるのが大変!と思われる方は、こういう使い勝手の良いワンピースを着ていって、バッグにはヒールを忍ばせておきます。ディナーの時間になったら、お店に入る前にどこかでささっと履き替えてしまいましょう。

*ちなみに、観光するときの私の服装はこんな感じです。(もう家着ですね・・・)
観光後にディナーが入っている時は、マキシワンピにスニーカーやぺたんこを履いて歩きます。もちろん、バッグにはヒールを仕込んで。

 

どんな靴が良いか?

日本では普通にヒールにワンピースをあわせますが、ヨーロッパは石畳が多いのでローヒールもしくはフラットシューズ(スニーカー)に合わせてワンピースを選びましょう。

 

石畳って?

ヒールがくぼみにハマって傷つく(=ヒールが傷つく)ということ云々よりも、そもそも石がツルツルで滑ります。

雨の日はスニーカーを履いていてもすべっている人がいます。

 

そして、くぼみといっても日本のようにちょっとした目地(めじ)レベルではなく、

結構な幅と段差があります

マンホールにハマる程度では済まず思いっきり、足首をくねっとやってしまいかねません。

 

坂道も多い。

丘陵地のような地形が多いので、登ったり降りたりすることを考えると、滑りやすく不安定なヒールはお勧めできないですね。階段ももれなく滑ります。

ウェッジソールなら大丈夫!

と意気揚々にお考えかもしれませんが、いえいえ、やっぱり滑ります。ツルツルです。
上りはよくても、下りが心配です。

 

現地で足元ウォッチングしました!

フラットシューズといっても、グラディエーター風のサンダルを履いている人が多かったです。(最近の流行りなのかもしれませんが)ヒール付きのサンダルは、ほぼいないほどに少ないですが、

ヒールなしのおしゃれサンダルを履いている人は多いです。

 

やっぱり、みんなヒールを避けています。

ちなみに、ミュールのような「かかとが出っ放し」な足元の人もあまりいません。
ミュール=つっかけは、お家用として扱われているのです。

 

それでも、小柄な方でどうしても、ヒールありにしたいという場合は、3センチ程度までのヒールが良いでしょう。

靴のリペアショップなどに行って、靴の裏にしっかり滑り止めをつけておきましょう。旅先でケガをしたり、足をくじいたりするのは避けたいですよね。

 

石畳の例:

 

スーツケースのサイズと日本からどのくらいの荷物をもっていくか?

私の場合、スーツケースは長期滞在先に置いておき、近隣の国へ旅行するときはバックパック1つと観光用のハンドバッグで行っています。

日本からの飛行機の預け荷物のスーツケースはだいたい各社23kg以下であることが多いです。
少ないところだと20kg以下と制限されているかもしれません。荷造り前に必ず調べておきましょう。

 

どこに行くときにも、いつも思うことなのですが、そもそも スーツケースのサイズはあまり大きすぎないほうが良い です。


スーツケースの隙間産業

スーツケースに余裕があると、ついつい隙間に何か詰めたくなりますよね。ですが、あんまりいっぱい詰めると重量オーバーになりやすいというリスクがあります。

今使っているシンプルなスーツケースはと言いますと、

  • 圧縮しまくりまして、ぎゅうぎゅうに詰め込んで
  • さらにワイン2本いれても23kgでおさまります。(厳密には22.0〜9の範囲)

圧縮パックを使わなければ23kg以下で確定です。

 

重くなっても、超過料金を払えば済むこと?

長期滞在するからといって、大きなスーツケースを購入される方もいらっしゃいますがお勧めしません。23kgを超過したら超過料金を払えばいいんだよー、と軽く考えていると、

重くて持ち運びができなくなってしまうかも

です。

 

女性であれば、30kgのスーツケースを引っ張るのはかなり腕が痛いことになります。

 

<例えばこんなとき>

  • タクシーの積み下ろし、一人でやらなきゃいけなかったとき、できますか?
  • 坂や階段の多い地形であったとき、引き回せますか?
  • 石畳がガタガタしている道(手に衝撃がかかります)を、引き回せますか?
  • ホテルのエレベーターが地上階になく、少し階段をあがった先だったら?
  • 電車の段差(すきま)を一人で持ち上げられますか?

日本のように、インフラ設備が便利でないことが多々あります。訪問先が意外と不便かもしれないことを予想しておきましょう。

 

どんなスーツケースがいいの?

そう言えば、友人が現地でサムソナイトの軽いスーツケースを買っていました。
(免税になるのかな?)

友人はグローブトロッターを持っていて、私は「羨ましすぎる!」と思っていたのですが、実際は「重い」「2輪」「汚れが気になる(預けるときも「ていねいに!」扱ってほしいと願っていた)」など、気になることが多いらしく、スーツケースを新調したそうです。

*注意!グローブトロッターは目立ちます。だれがみても「あの、かの、高級な」トロッターだと。

 

実際に、友人のひとりは電車で向かいに座っていた奥様に「それってー」と、話しかけられていました。ただ、それだけ目立ち、変な目でも(悪い人にも)見られるということなので、注意してください。

 

スーツケースは

  • 4コマ
  • 引き手がTの字ではなく、コの字型である
  • 軽い
  • 割れにくい

ものを選びましょう!

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手荷物で機内持ち込みのスーツケースについて

LCCに乗るときは私はたいていバックパックなので、背負ったままとことこ歩いて行き、飛行機に乗ります。
友人はというと、手荷物サイズのトロッターさんをキレイキレイに扱おうと手荷物として飛行機付近まで連れて行きます。

 

が、しかし、

空港のおじさんにタグをつけられ、別の場所に連れて行かれた

のであった。

 

これは、手荷物としてバックパックなどのソフトバゲッジが多く、機内の頭上の手荷物入れがいっぱいになりそうなときに、スーツケースなどのハードバゲッジの荷物を、飛行機の荷物スペースに預け入れる措置です。

もちろん、手荷物サイズなので無料なのですが、雑に扱われるのは目に見えているような・・・。いや、実際に目で見ていませんでしたが・・・。

「トロッターさん、いざゆかん」で、涙目の友人の目はしっかり見ました

 

さて到着後、バックパックの私はそそくさと頭上から取りだし、出口に向かいます。

トロッターさんは???

と言いますと、回転台で流れてくるのを待つことになります。

 

結論

2〜3泊の多少の手荷物は、バックパックで持ち歩きましょう。背中がすこし重くて暑いですが、機動性がよく安全だと感じました。

 

重さはどうやって減らせば良いか?

取捨選択しなければいけないほどに荷物が多いとき

のであれば、まずはから断捨離します。

次にアメニティ類。水溶性のもの、=シャンプーなどは現地調達できますよね。

食品類を持っていく方も多いとおもいますが、たいていのものは現地調達可能ですし、なくても死にません。あえて持っていくのであれば、詰め替えたオリーブオイル・塩・醤油程度でしょうか。味の調整用に。サラダのドレッシングが合わないときなどに使います。現地で買うと「大きすぎる」か「味が違う」ためです。

 

靴については、現地だと幅が合いにくいの、できるだけもっていく方針にします。

 

バッグの類種と数はいくつくらい?

  • いちばんおおきなバッグとして、スーツケース1つ(たぶん85〜95Lくらい)
  • 短期旅行用として、バックパック(27Lくらい)を1つ
  • 観光用のハンドバック・ポシェットなど
  • ディナーに行くことがあるのであれば、軽くて小さいクラッチバック(布製が軽い)
  • スーパーの買い物用にエコバック

という5種類くらいです。これだけあれば、かなり使いまわせます。

 

近隣の国へは、LCCで行くと安くて良いです。LCCを利用するときは、バックパックの大きさや重さに、十分注意しましょう。

また、バックパックで移動すると言うことは機内持ち込みになりますので、重さ制限以外に、液体の量に注意する必要があります。

 

シャンプーリンス(コンディショナー)は日本から持っていくべきか?

私がこの旅で利用した安めのホテルには、アメニティーグッズがついていないことが多かったです。

ハンドソープのようなボディーソープはあるのですが、シャンプー・リンス・コンディショナーといったそれぞれの用途に分かれたものは置いていないのです。(もちろん歯ブラシやクシ、スリッパもないですしね。)

ですが、日本から持っていく必要はとくにありません。
ヨーロッパと日本では、硬水と軟水の違いがあるため、現地で調達するほうが具合が良いのです。

日本で買っておくべきものは、100ml以下の詰め替え用空ボトル2〜4個です。空っぽのまま持っていけばいいです。ホテルなどでもらってきたものや、試供品の中身を抜いておけばよいです。スーツケースの中に大きいボトルを入れておき、機内持ち込み荷物で移動するときはボトルに詰め替えていきます。

シャンプーについては、現地にあるボディーソープみたいなもので頭を洗うことになれてくるので私は平気でした。多少きしむかもしれませんが、コンディショナーだけは持っていきました。たっぷりしっかり使いたかったので30ml空ボトルに2本分詰めていきました。

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2季節分の持ち物が必要か?

緯度的に差がある土地を移動する場合は、春と夏の2季節分のセット持っていく必要があります。

また季節の変わり目は、朝と夜との寒暖の差が激しいです。

天候によっても、急に寒くなったり真夏のようになったり・・・。

6月〜8月の間で滞在するのであれば、夏に備えるだけではなく、寒さ対策もしっかり考えて荷物を選びましょう。

 

最後に

まずは持っていきたいな、と思うものすべてを床に並べましょう。服・アメニティ・靴、などそれぞれを固めて置きます。ちょこちょこ揃えていたら混乱してわけががわからなくなってきますので、いっきに床にひろげて、見渡します。

ここから取捨選択をして、減らしていきます。
なんどもスーツケースを閉じて、計量します。

行きのスーツケースはゆとりのスペースを設けておきましょう。



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